「Hulu(動画配信サービス)」の名前の読み方と由来について調べました。
「Hulu」は、アメリカカリフォルニア州ロサンゼルスに本拠地を置く動画配信サービスです。
Huluはテレビ局や映画会社などの大手マスメディア出資による合弁事業として2007年3月に設立され、2008年3月12日に正式サービスを開始しました。
日本では2011年からサービスが開始されています。
2018年現在、50000本以上の映画・ドラマ・アニメなどの動画や、TVで放送中の人気ドラマ・おなじみの海外ドラマなどがいつでもどこでも全て見られるというサービス内容となっています。月額980円とかなり安いため、日本でも近年非常に人気のサービスとなっています。
(アメリカではYouTubeに次ぐ2番目に大きい動画サービスとのことです。)
それではそんな「Hulu」の名前の読み方と由来を見ていきましょう。
「Hulu(動画配信サービス)」の名前の読み方と由来
「Hulu」は『フール―』と読みます。
『フル』や『ウル』ではないので、くれぐれもご注意ください。
また、表記も「Fulu」ではないので、気を付けましょう。
それではなぜ、「Hulu」で『フール―』と読むのでしょうか?
実は、Huluとは中国語から由来している名前です。
中国語で大事なものを入れるひょうたんを意味する「葫芦」(繁体字: 葫蘆、発音: húlú)という単語と相互的に記録することを意味する「互录」(繁体字: 互錄、発音: hùlù)という単語から由来しているのです。
この2つの単語は、意味は異なりますが、発音はそのまま「フール―」となります。
そして意味は、この二つを掛け合わせると、「大事なものを入れる入れ物に、相互的に記録すること」というような意味合いになり、まさにHuluの展開している世界的なストリーミングサービスのことを表す言葉になるのです。
同音異義語をうまく用いた高度なネーミングであると言えそうですね。
アメリカ資本のサービスで中国語に目を付けたことは意外とも言えますが、この事実自体あまり知られていないことだと思うので、何かの機会における話のネタとなれば良いですね。
さて、ストリーミングサービスは全盛を極めていますが、業界の壁を越えて変革を起こしているとも言えるので、今後の動向にさらに注目ですね。
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