「DAZN(インターネットテレビ)」の名前の読み方と由来について調べました。
「DAZN」は、イギリスを拠点としてデジタルプラットフォームを展開している国際スポーツメディア企業パフォーム・グループ (Perform Group) が運営するインターネット動画配信(OTT=Over The Top)サービスです。モータースポーツ、サッカー、バレーボール、ラグビー、格闘技など130以上のコンテンツを配信しており、2016年夏からドイツとスイス、オーストリア、日本で配信が開始されました。
最先端のデジタル技術を駆使したまったく新しいスポーツのライブストリーミングサービスであり、「#時代を変えろ」というキャッチフレーズや、黒を基調としたロゴも非常に挑戦的であると言えます。イノベーション、もっと言うなら破壊的イノベーションの一種であると言えるでしょう。
さて、それでは、まず「DAZN」の名前の読み方を見ていきましょう。名前の由来も密接に関わっていました。
「DAZN(インターネットテレビ)」の名前の読み方と由来
「DAZN」は『ダゾーン』と読みます。
『ダズン』ではないので、くれぐれもご注意ください。
それではなぜ、「DAZN」で『ダゾーン』と読むのでしょうか?
ストレートには読みにくいですよね。そこには名前の由来が関係していました。
「DAZN」の名前の由来・意味は「スポーツでよく使われる『イン・ザ・ゾーン』という言葉からきています。
「in the zone」を、口語的に発音すると、『ダゾーン』と聞こえるため、「ダゾーン」という名称になったとのことです。
また、以下ダ・ゾーンマーケティングディレクターのピーター・リー氏のインタビュー記事からネーミングの意味を問われた際の答えを引用させていただきます。
そこには2つの意味が込められています。1つは、日本語でも『アスリートがゾーンに入る』という言い方をしますが、英語だともう少し広義で『試合の前に集中すること』も含めてゾーンに入ると言います。もう1つはファンが試合を楽しむ環境もゾーンと言います。ワールドカップなどでサポーターが集まる場所を『ファンゾーン』と言いますよね。アスリートとファンを繋ぐゾーン、ということで『ダ・ゾーン』という名前にしました」
つまり、ダブルミーニング的な「インザゾーン」という言葉があり、それを表記しネーミングとする際に「DAZN(ダゾーン)」となったということですね。
1ヶ月無料体験をした後月額1,750 円(税抜)で利用できるという破格の金額設定であり、さらにドコモユーザーならDAZN for docomoで月額980円であるということからも、
今後爆発的にユーザーを増やすであろうと思われる「DAZN」。今後もDAZN自体の一挙手一投足と、競合他社(スカパーやWOWOW)の動きに注目ですね。
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