「AGC」の名前の由来について調べてみました。
「AGC」は世界最大手の日本のガラスメーカー企業です。
2018年7月より社名を旭硝子(あさひがらす)株式会社から「AGC(エージーシー)株式会社」に変更しました。
高橋一生さん主演のCMで知った方もたくさんいらっしゃると思います。
1907年に兵庫県尼崎にて旭硝子株式会社を創立したことが始まりとなりました。
板ガラスを初めて日本で作り始めたというのが原点であるといいます。
創業者は三菱財閥の創始者岩崎弥太郎の甥にあたる、岩崎俊彌です。
2018年現在1兆3千億円くらいの売上規模があり、約半分が建築用のガラスと、自動車用のガラス、残り25%くらいずつが、電子関連の商品とケミカルといった事業内容となっています。
早速「AGC」について調べてみましょう。
「AGC」、「旭硝子」の名前の由来
まず前身「旭硝子」の名前の由来について調べてみましょう。
まず、三菱財閥であるため、三菱ガラスと冠してもいいのよかったのですが、創業者・岩崎俊彌が、もしここで失敗したら三菱の名を汚すと考えられて、三菱という言葉を使わずに社名がついたということでした。
そして由来自体には諸説ありますが、創業・設立日が9月9日だったということで、それをもじって「旭」にしたという説もありますし、朝日が昇るごとく、事業を伸ばしていきたいという事で、旭とつけたということも言われています。
「朝日硝子」ではないので、くれぐれも気を付けましょう。
そして続いて「AGC」の名前の由来について調べてみましょう。
「AGC」は、「アサヒ・グラス・カンパニー(Asahi Glass Company)」の略です。ではなぜ「AGC」に社名が変更されたのでしょうか?
「旭硝子」から「AGC」への名前の変更理由
実は、2007年には事業部や地域を越えた一体化を進めるため、世界で企業ブランドを「AGC」に統一し国内外の子会社の社名もAGCを冠したものに変えていました。
そして今年2018年が創立110周年にあたるのを機に、世界的に認知されている企業ブランドと社名を統一しグローバル展開を加速するのが狙いであるということです。
以上「AGC」、「旭硝子」の名前の由来について調べました。
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