「丸井・OIOI」(0101)の読み方と由来

百貨店

「丸井・OIOI」(0101)の名前の読み方と由来について調べました。

「丸井・OIOI」は、株式会社丸井が関東圏を中心に展開する日本の商業施設です。百貨店というよりは、どちらかというと「ファッションビル」という定義が相応しい形態を取っています。

1960年に日本で最初に『クレジットカード』という名称を用いた「エポスカード」を発行し、金融部門でも収益を上げられる構造を作ったり、駅前一等地に出店する姿勢を取ったりと、
時代をリードした戦略で規模拡大を図ってきたブランドと言えます。

それでは「丸井・OIOI」の名前の読み方と由来を見ていきましょう。

「丸井・OIOI(商業施設)」の名前の読み方と由来

「丸井・OIOI」は『まるい』と読みます。特に店舗の看板ロゴには「OIOI」と書いてあるので、『おいおい』と読んでしまいますよね。
地方出身の方で初めて東京に出られて、間違って『おいおい』と読んでしまわれたという方はたくさんいらっしゃると思います。
でも「OIOI」で『まるい』と読むのは妙ですよね。続いて名前の由来について見ていきましょう。

「丸井・OIOI」の名前の由来は、1931年、富山県出身の創業者・青井忠治が月賦商をしていた「丸二商会」からのれん分けして新しい店を構えた際に、店名を「丸井」としたものとのことです。
ちなみに、当時は「丸」に自分の名前や姓を加えると繁盛するというジンクスがあったとのこと。
そして、なぜ「OIOI」というロゴになったかというと、実はこのロゴには「電話番号」が関係していたのです。

ロゴマークが生まれた1973年、マルイは全店舗の電話番号を0101に変え、ロゴとともに告知キャンペーンを実施。その際に出来たロゴが「OIOI」だったのです。
※当時はダイヤル式電話をイメージしてOの右下が切れていたもので、1993年に現在のデザインにリニューアルされています。

しかし、丸井の公式見解としては「OIOI」は「0101」ではなく、さらに英語の「OIOI」でもないとのこと。あくまで「OIOI」で「丸井」と捉えてほしいとのことです。
1973年のキャンペーンロゴの潮流が現在まで引き継がれているということですね。

ただ初めて丸井の存在を知る方にとっては、なかなか読めないものだと思います、仮に最初読み方を間違ってしまっても、仕方ないことだと思いましょう。

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